デスクワーク中のダイエットにおいて、お腹まわりの脂肪を減らす方法

デスクワーク中のダイエットにおいて、お腹まわりの脂肪を減らす方法は、以下2つあります。

姿勢を正す
猫背を解消する

これらの方法が「どれだけ効果があるのか？」「現実的にどれだけ有効性があるのか？」今回の記事では解説したいと思います。

この記事を読むことで、あなたはデスクワーク中のダイエット術を知るだけではなく「ダイエットの本質」についても理解すると思います。

ぜひ、最後までこの記事を読んでください。

【デスクワークダイエット】なぜ、この2つの手法がお腹まわりの脂肪を減らすのにこのなのか？

姿勢を正す
猫背を解消する

なぜ、これらの方法が有効なのか？

以下で順番に解説します。

姿勢を正す

デスクワーク中、座る姿勢を正してください。

なぜなら、人間は長時間椅子座っていると骨盤が開くからです。

骨盤が開くと内臓の位置が下がり、内臓の動きが鈍くなります。そうやって、内臓の動きが鈍くなると内臓脂肪がつきやすくなります。

デスクワーカーのほとんどは、1日7時間以上は椅子に座っていると思います。7時間、姿勢が悪いままだと筋肉のバランスも悪くなるので当然、基礎代謝も落ち痩せにくくなります。

心当たりのある方は「いまスグ」姿勢を正すことに目を向けてください。

猫背を解消する

猫背を解消すると痩せやすくなります。

なぜなら、肩甲骨の内側には、脂肪を燃焼する作用のある褐色脂肪細胞（かっしょくしぼうさいぼう）が存在するからです。

デスクワークをしていると、ついつい前かがみになり猫背になりやすいのですが、猫背だと褐色脂肪細胞（かっしょくしぼうさいぼう）の働きが悪くなり、代謝に影響を及ぼすのです。

デスクワーカーの方は、猫背にならないようにストレッチなどの対策は必須と言えるでしょう。

【デスクワークダイエット】この2つの手法を具体的にどうやって取り入れるのか？

姿勢を正す
猫背を解消する

この3つの手法は、具体的にどうやって取り入れれば良いのでしょうか？

順番に解説します。

姿勢を正す→イスの背もたれと背中の間にタオルをはさむ

厚手のタオルを折りたたみ、イスの背もたれと背中の間にタオルを挟んでください。

そして、坐骨に均等に体重がかかるようにしてイスに座ってください。

そうすることで、背筋が伸ばされブレにくくなります。「反り腰」にもなりにくいので、使われる筋肉のバランスが整い、基礎代謝も落ちにくくなります。

特に女性でヒールなどを履く方は「反り腰」になりやすいので、このタオルを挟む方法は、積極的にやった方が良いです。

猫背を解消する→肩を後ろに引くストレッチ

猫背の人には「巻き肩ストレッチ」が非常に有効です。

猫背の人は前かがみになり手を使う作業が多いため、背中が丸まっています。それどころか「巻き肩」といって左右の肩が前方内側に入り込んだ状態になっている人がいます。

こういった人は、肩を後ろに引くようなストレッチをすることで、改善することが可能です。

こちらの動画は英語ですが、非常に丁寧に肩を後ろに引くストレッチを解説しています。

家や会社など、壁があれば、どこでもできるストレッチです。

朝や夜、仕事中のちょっとした休憩時間などで、このストレッチをすると猫背や巻き肩は改善していくので、ぜひ取り入れてみてください。

【デスクワーク　ダイエット】お腹の脂肪を減らすのに、あまり効果のない手法

これまで、効果の高い手法を紹介しましたが、世間的に有名ですが、まるで効果のない手法も存在します。

それが「座りながらエクササイズをする手法」です。

良くデスクワーク中にできるエクササイズでフットレストを使う方法がありますが、あれは30分やって30kcalくらいしか消費しません。

もう少し負荷の高いウォーキングの2倍以上の効果があると言われるステッパーを利用しても、座りながらでは効果はでません。立って30分くらいの運動で100kcalの消費です。

そもそも1時間のランニングで500kcalくらいしか消費しません。カップ焼きそば1個分のカロリーです。

1時間のランニングですら、この程度の消費カロリーなので「座りながらエクササイズをしよう」とか、そんなことは、そもそも考えなくても良いのです。