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筋トレにプロテインはいらないのか?

筋トレには必ずしもプロテインはいらない

筋トレと言えばプロテインを思い浮かべる人も多いと思います。ところが、プロテインは必ずしも必要なく、食事のみでタンパク質を摂取して筋力を強化する人もいます。

筋トレにプロテインがいらない理由

プロテインはあくまでタンパク質を効率的に摂取するための栄養補助食品です。なので食事から十分なタンパク質がとれるなら、プロテインは必要ありません。

食事から120gタンパク質を取ろうと思った時のモデルケース

厚生労働省は健康維持のためには「自分の体重×1倍」のタンパク質を1日の目標摂取量として定めています。

体重60kgの男性であれば60gのタンパク質が必要です。

しかし筋肉質な身体を手にしようと思ったら「自分の体重×2倍」のタンパク質は必要です。ここで、食事からのみ120gのタンパク質を取ろうと思った場合のモデルケースを考えてみます。

タンパク質の合計123g
  • 朝:鳥胸肉(100g)の野菜炒め+ごはん(200g)=タンパク質25g
  • 昼:さば(100g)の定食=24g
  • 15時の間食:豚肉(100g)の豚丼=タンパク質19g
  • 夕食:牛肉(100g)のカレー=タンパク質28g
  • 夜食:アジ(100g)+納豆(1パック50g)+ごはん(200g)=タンパク質27g

ざっと、これだけの量の食事を取らないと120gに届きません。最低5食は食べないと、とても120gに届かないのが分かるのではないでしょうか?

一方でプロテインを利用した場合のモデルケースを考えてみます。

タンパク質の合計123g
  • 朝起きてスグ:プロテイン=タンパク質20g
  • 朝:鳥胸肉(100g)の野菜炒め+納豆(1パック50g)+ごはん(200g)=たんぱく質31g
  • 昼:さば(100g)の定食=タンパク質24g
  • 夜:牛肉(100g)のカレー=タンパク質28g
  • 寝る前:プロテイン=タンパク質20g

「朝起きてスグ」「寝る前」の2回プロテインを飲むようにするだけで、1日の食事が3食に短縮できたのが分かると思います。

海外のボディービルダーの中にはプロテインを利用してない人もいます。「食事のみ」の方が様々な栄養素が摂取できるので徹底した食事管理ができるなら「プロテインはいならい」といった考え方です。

ただ、5食も6食も食事をとるのは、プロスポーツ選手でも無い限り、時間的にも金銭的にも厳しいのかなと私は思います。

筋トレにプロテインはいらないのか?:まとめ

プロテインは、あくまで栄養補助食品です。たくさんのタンパク質を含んだ食事をとり徹底した食事管理ができるのであればプロテインはいらないと思います。

ただ、理想が高ければ高いほど必要となるタンパク質量も増えるので、プロテインを全く利用しないのは食事のハードルが上がることを意味するのを覚えておきましょう。


「プロテインは飲むだけで筋肉はつくのか?」こちらの記事では、この疑問に答えつつプロテインの利用方法についても書いています。是非読んでみてください。


「プロテインを飲んでから具体的に、どのくらいで効果がでるのか?」こちらの記事で書いているので、是非読んでみてください。

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