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HIITを毎日やって痩せた話

私はHIITを毎日やって痩せました

HIITは一般的には「毎日やってはいけない」と言われています。これは疲労が蓄積し、関節などを痛めてしまう事があるためです。

ところが、私は毎日HIITをすることで、特別な疲労もなくアクシデントもなく痩せることが出来ました。

私はHIITの頻度に関しては「その人の1日の運動量に応じて」毎日やっても良いし1日おきにしても良いし、そのように調節して良いモノだと考えています。

そもそもHIITとは何か?

HIITとは「High Intensity Interval Training」の略です。日本語では「高強度インターバルトレーニング」と言います。

高い負荷の運動を小休憩を挟んで短時間で、繰り返していくトレーニング手法です。

HIITにも色々な種類がありますが、だいたい「20秒全力でトレーニングしたら10秒休憩をはさむ」これを8セットやるモノが多いです。

HIITの利点

HIITの利点
  • 約4分程度の短時間で、脂肪燃焼効果が得られる。
  • 筋分解を招かず、筋肉を維持したまま脂肪を燃焼できる。
  • アフターバーン効果の恩恵が受けられる。

約4分程度の短時間で、脂肪燃焼効果が得られる。

通常の有酸素運動では20分から脂肪が燃焼されます。一方でHIITは息が切れるまで全力でトレーニングをします。

なので僅か4分で30分の有酸素運動を遥かに上回る脂肪燃焼効果が期待できます。HIITは短時間でトレーニングできるので、時間の無い方でも継続して取り組めます。

筋分解を招かず、筋肉を維持したまま脂肪を燃焼できる。

HIITは筋肉を落とさずに脂肪を燃焼することが可能です。有酸素運動をやる時に注意すべきなのは筋肉の減少です。

私達は身体を動かすのに糖質を使っています。その糖質が枯渇すると今度は脂質をエネルギーとして使うようになります。

この脂質を使うフェーズに移行すると、筋肉内のアミノ酸もエネルギーとして使うようになります。筋肉を分解するということです。

ウォーキングやランニングは脂肪燃焼効果は物凄くありますが、やりすぎてしまうと筋分解を招いてしまうので注意が必要です。

筋肉が落ちるという事は、それだけ基礎代謝が下がり、太りやすい身体になる事を意味します。だいたい40分もウォーキングやランニングをすると筋肉は落ちてしまいます。

有酸素運動をやって身体を絞ろうと思うときは「筋肉を落とさないライン」をしっかりと見極める必要があります。

一方でHIITは短時間のトレーニングです。血中の糖分が使われる前にトレーニングが終了します。当然、脂質を使うフェーズに移行せず筋分解を起こす心配もありません。

アフターバーン効果の恩恵が受けられる。

アフターバーン効果とは、多くのカロリーを消費する代謝の高い状態の事です。息が切れるまで全力でトレーニングをする事により、体が酸素不足になります。

なので血液中に酸素をめぐらせたり、呼吸や心拍数を整えたりするために、エネルギーが消費され続ける状態に身体がモードチェンジをするわけです。

このアフターバーン効果は24~72時間持続します。なのでHIITを定期的にやることで、ずっと代謝の高い状態を維持できるわけです。

具体的にどんなHIITをやったのか?

私がやったのはマウンテンクライマーです。腕立て伏せの状態になり20秒全力でもも上げ、10秒休む。これを8セットやります。

マウンテンクライマーの利点は、室内で大きな音をたてずに静かに出来ることです。私は朝起きてマウンテンクライマーを毎日やるのを日課にしていました。

なぜHIITを毎日しているのに、特別な疲労も無く痩せることが出来たのか?

本来HIITは息が切れるまで全力でトレーニングするため、毎日やるものではありません。

しかし、それでも毎日やることで問題なく痩せることができたのは、私の1日の運動量と関係しています。

私は在宅勤務のWebデザイナーで1人暮らしです。買い物もAmazonを使うかUber Eatsを利用します。「1日中、外に出ない」なんて日も頻繁にあります。

運動不足の方が心配な人間です。そのレベルなのでHIITを毎日やるのが丁度良いくらいです。

これが通勤に1時間などかかる人や立ち仕事の人なら、HIITを毎日やると相当な疲労が貯まると思います。

このようにHIITの頻度は「絶対に毎日やってはダメ」というモノではなく、その人の1日の運動量で上手く調節すべきものだと私は考えます。

HIITを毎日やって痩せた話:まとめ

以上、HIITの説明とHIITを毎日やって痩せた私の体験談を語ってみました。

今回紹介したHIITは室内で静かにできる、マウンテンクライマーです。室内で器具を使わずに出来るHIITの中ではキツイ部類のトレーニングです。

さらに身体を追い込みたい人は、エアロバイクやルームランナーを買う人もいます。家に器具を置くスペースの無い方はジムに入会する人もいます。

どのような方法論でも、とにかく「ぜぇぜぇ」息が切れるまで、全力で自分を追い込むのがHIITのルールです。

自分の環境やライフスタイルを把握して、自分にとって最も適したHIITのやり方を選択してください。

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