デスクワークの人がダイエットを成功させる秘訣

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜ?

はちみつで「固まるもの」と「固まらないもの」があるのは大きな理由としては「ブドウ糖の含有量」に違いです。

固まりやすい固まりにくい
純粋はちみつ加工はちみつ
(加糖はちみつ・精製はちみつ)

「純粋はちみつ」は、混ぜものが一切入っていないためブドウ糖の含有量が多いです。

一方で「加工はちみつ」は人間の手によって加熱処理されたり、砂糖や水飴の加わっており、ブドウ糖の含有量が多いです。

ブドウ糖は温度が15℃を下回ると白く固まってしまうため「純粋はちみつ」は固まりやすかったりするのです。

今回の記事では、はちみつが固まるものと「かたまらないもの」がなぜあるのか?について、掘り下げて解説したいと思います。

ぜひ、この記事を最後まで読んでください。

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?:はちみつが固まるのは、ブドウ糖の量が多いから

はちみつが固まる理由はいろいろあります。

  • 気温が低いため
  • 振動が伝わっているため
  • 花粉などが含まれているため
  • ブドウ糖が多く含まれているため

まず、はちみつは「果糖とブドウ糖の2種類の糖」が主成分で、ブドウ糖の割合がだいたい30%〜40%ほどです。

このブドウ糖が、気温15℃以下で白く固まる傾向があります。

純粋はちみつは、自然のものなので「花粉」や「ハチの巣の欠片」などが入っています。それが核となりブドウ糖とくっつき、どんどん固まって気温が低くなると結晶化が促進されるのです。

一方で加熱処理で花粉が除去されたり、砂糖や水飴などを混ぜた「加工はちみつ」では、核もないですし、はちみつの量そのものが少ないので「はちみつが固まる」といった現象はおきにくくなります。

このような理由から「純粋はちみつ」は気温が低くなると固まりやすかったりするのです。

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?:純粋はちみつの固まりやすさは、花の種類によっても違う

ブドウ糖の多さが、はちみつの固まりやすさを決めます。実は、花の種類によっても「はちみつの固まりやすさ」は違います。

以下が固まりやすい、はちみつです。

  • 菜の花のはちみつ
  • みかんの花のはちみつ
  • れんげの花のはちみつ
  • 百花蜜(ひゃっかみつ)

そして、以下が固まりにくい「はちみつ」です。

  • アカシアの花のはちみつ
  • とちの花のはちみつ

はちみつは、固まってしまったとしても、上手く溶かすことができれば品質に変化はなく以前のように、美味しくいただけます。

そのため、固まりやすさは、あまり気にする必要はありませんが、固まりやすさが気になる人はブドウ糖の少ない「アカシアの花のはちみつ」などを利用すると良いでしょう。

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?:固まったはちみつを戻す具体的な方法

はちみつが固まってしまっても、安心してください。上手く戻す方法が存在します。

確かに、はちみつの中に含まれる、ビタミンや酵素は60℃以上の熱に弱く、あまりにも熱を加えすぎると栄養が損なわれ風味なども変化しますが、適切な方法を使えば問題はありません。

固まった、はちみつを戻す方法は以下の通りです。

  • 湯せんで戻す
  • レンジで戻す

順番に解説します。

湯せんで戻す

はちみつは湯せんで戻すことができます。

具体的なやり方は以下の通り。

  1. 鍋に「はちみつ」を容器ごと置く
  2. 水を「はちみつの容器」と同じぐらいの高さまで入れる
  3. 鍋を弱火にかけ、45~50℃ぐらいの温度にし、ゆっくりかき混ぜる
  4. お湯が冷めてしまったら、再び弱火をつけて45~50℃ぐらいの温度にして、かき混ぜる
  5. 完全に溶けたら、鍋から取り出し自然に冷やす

お湯の温度は60℃以上にならないように注意してください。

60℃以上になると「ビタミンC、葉酸、ビタミンB1、酵素」などの栄養素が壊れてしまします。はちみつに限らず水溶性ビタミン(B群、C)は熱に弱いので覚えておくと良いでしょう。

とにかく温度に注意をして、沸騰しないように細心の注意を計りながら、ゆっくりと「はちみつ」を溶かしてください。

レンジで戻す

はちみつはレンジで戻すことができます。

具体的なやり方は以下の通り。

  1. はちみつの容器のフタをとり、電子レンジに入れる
  2. できるだけ低いワット数で、10秒~20秒程度あたためる

電子レンジは湯せんよりも早く溶かすことができます。

しかし、温度管理が難しく高温になりやすいです。60℃以上になると、とうぜん「ビタミンC、葉酸、ビタミンB1、酵素」などの栄養素は失われてしまいます。

また、はちみつの中の空気の泡(気泡)が中に閉じ込められ膨張して飛び散る、突沸(とっぷつ)が起きる可能性があります。

はちみつのポリ容器やチューブタイプの容器は耐熱性が低いので、レンジで長時間温めると容器が破損する可能性もあるので十分注意をしてください。

はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?:まとめ

以上、はちみつ。固まるものと「かたまらないもの」があるのはなぜか?について解説してみました。

固まりやすい固まりにくい
純粋はちみつ加工はちみつ
(加糖はちみつ・精製はちみつ)

固まりやすい「はちみつ」はブドウ糖の含有量が多い、自然なままの「純粋はちみつ」です。

「加工はちみつ」は「固まりにくい」といった利点がありますが、砂糖や水飴などが混ざっており、そもそも「はちみつの量」が少ないのが理由だったりします。

利便性を考えたら、加工はちみつの方が良い場合がありますし、固まりやすいけど栄養のことを考えたら純粋はちみつが良い場合があります。

それぞれ一長一短はあるので、あなたに合った「はちみつ」を選ぶと良いでしょう。


はちみつが防止する方法について、以下で詳しく解説しています。

気になる方は、ぜひ以下の記事も読んでください。


はちみつは、いろいろな種類があり、いざ買ってみようと思っても「何を買って良いのか分からない」と混乱してしまう人も多いです。

そこで、そんな人へ向けて、私が実際に使ってみて特に良かった6つの「はちみつ」を以下の記事でランキング形式で紹介しています。

以下の記事を読めば、あなたは「はちみつ」の種類や特徴への理解が深まり、その種類別の使い方まで知ることができます。

その結果、あなたは、より良いはちみつ料理が楽しめ、ダイエットにすら役立てることができるでしょう。

この記事では、私が数多くの「はちみつ」を使ってきた中で厳選した6つの「はちみつ」のみを紹介しています。そのため、ハズレを引く可能性は限りなく低いと言えます。

ぜひ、以下の記事を読んでみてください。

食事
この記事を書いた人

ダイエット歴8年のWebデザイナーです。

私はこれまで100冊以上のダイエット本を読み、多くの失敗と成功を重ねてきました。

当ブログでは、私と同じ境遇のデスクワーカーに向けて、誰でも無理なく実践でき、かつ効果のあるダイエット情報をお届けします。

チキンライス事務局長をフォローする
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました