筋トレをして筋肉を成長させるのに、必ずしも野菜はいりません。
筋肉を成長させるためには、野菜からとれるビタミンの存在は欠かせません。しかし、同じビタミンならサプリメントなどを利用すれば手軽に取ることが可能です。
筋肉を成長させるためには、積極的にサプリメントは利用すべきでしょう。
なぜサプリメントを利用すれば、野菜はいらないのか?
筋肉を成長させるのにビタミンは必須です。特にビタミンD・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6は重要です。
そのため野菜の存在は重要で、成人の1日に摂取したい野菜の目標量である350gの野菜はしっかりと食べるべきです。
しかし、350gの野菜は食べる量としては、かなり多いですよね?
ましてや1日に必要なビタミンだけではなく、筋肥大に必要なビタミンなので、食べなきゃいけない野菜の量もさらに多くなります。
一方で1日に必要なビタミンは、マルチビタミンを1錠飲むだけOKです。なのでサプリメントを利用するなら、それほど野菜は意識的に摂取する必要はありません。
食事を楽にするためにも、サプリメントは積極的に利用すべきです。
サプリメントを取り入れた、筋トレをする人の食事モデル
上記は「スポーツをやる人」とはいかないまでも、それなりの筋力量を求める男性の1日の食事モデルです。
本来は細かく身長や体重を把握して基礎代謝も計算にいれないとダメです。食事の量もそれに合わせて調節しないとダメです。
ただ、デスクワークの男性が、それなりの筋力量があって、絞れた身体を目指すなら、だいたいこのようなメニューを食べれば上手く身体を作っていくことが可能になります。
この食事モデルについて、個別に説明します。
なぜプロテインが1日2回なのか?
プロテインは1日に2回取ります。これは血中アミノ酸濃度を一定に保つのが目的で、筋力強化にはスタンダードなプロテインの飲み方です。
ちょっと身体を絞りたいダイエット目的の方は、プロテインは1日2回も飲めば十分です。
ただ、スポーツをやっている方などは、プロテインは3回取ることを推奨します。スポーツをやってる方で、バキバキに鍛えたい方は、だいたい体重が60kgであれば120gから180gのタンパク質は必要です。
120g以下だと筋肉を強化する上では、タンパク質が足りないです。目指す身体に応じて、プロテインの飲む量は柔軟に決めるべきです。
なぜ白米ではなく、酵素玄米なのか?
実は玄米は完全栄養食と呼ばれるほど栄養素が豊富です。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。
人間は腸内環境が悪いと、いくらタンパク質を取っても、うまく吸収されないので主食を玄米に変えてあげると、十分な食物繊維が取れるようになります。
また、白米のGI値が88に対して玄米のGI値は55です。血糖値の上昇もゆるやかです。血糖値の上昇がゆるやかだと、それだけ脂肪として取り込まれにくいのでダイエットに最適です。
さらに手間をかけて酵素玄米にすることで、アンチエイジング効果も期待できます。
玄米、特に酵素玄米にすると良い事ばかりです。酵素玄米は芸能人の方もよくやっていて、若々しい姿を保っているので、酵素玄米は男女共に非常にオススメです。
なぜ野菜炒めばかりなのか?
単純に料理が楽だからです。特に野菜炒めを作る際はサラダ油ではなく、亜麻仁油やえごま油などを使うべきです。
亜麻仁油やえごま油などにはオメガ3脂肪酸が入っています。オメガ3脂肪酸は、血液中の栄養を運ぶインスリンの働きを良くします。また筋肉がつきやすくなる、テストステロンの分泌も促します。
ボディービルダーの中には「そもそもサラダ油を家に置かない」なんて人もいます。亜麻仁油やえごま油は良質な油なので、積極的に使うべきでしょう。
なぜ食事が4回なのか?
食事の量が4回となっていますが、これは栄養素を満遍なく取り込むためです。この食事4回は注意が必要で、普段食べている総量を、そのままにして4回に分割した量にするのがポイントです。
食事の回数が少ないことの問題点は、1回あたりの量が多くなってしまうことです。実は食事1回あたりの筋肉に取り込める栄養には上限があります。
余分な栄養は脂肪になってしまうのです。
なので筋力量を高めたければ、1回あたりの食事の量を減らして食事の回数は増やすべきです。
筋トレにをして筋肉を成長さえるのに、必ずしも野菜はいらない!?:まとめ
筋肉を増やすのに肉でも野菜でも、とにかく何でも食べようとする人がいます。しかし、サプリメントを取るなら、それほど気にする必要はありません。
むしろサプリメントを利用すれば、適度に食を楽しめます。サプリメントはむしろ積極的に取り入れるべきでしょう。
サッカーの世界では、野菜と言えば中田英寿さんのエピソードが有名です。
中田さんは2001年にイタリアのパルマFCに移籍した際は、アジア人でありながら「チーム最高のフィジカルの持ち主」と称されるほどでした。
でも、のちのちのインタビューで中田さんの野菜嫌いが判明しました。野菜が嫌いすぎて食べられないレベルだったのです。
パルマFCで賞賛された、あの超合金の身体も、実はビタミン剤を利用して作られたモノだったわけです。サッカー選手に限らず野菜嫌いのスポーツ選手は意外にも多いです。
現代の研究では野菜を摂取すると疲れにくい身体になるので、ブロッコリーやトマトなど筋肉に良い野菜を取りつつサプリメントを摂取するように指導されます。
ただ、サプリメントのみでも身体を作ることは全然可能なのです。
是非「今食事からしかビタミンを摂取してないよ」と言う人はサプリメントの利用も検討してみてください。