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野菜不足はイライラの元です

イライラしないために、野菜は毎日食べた方が良い

2006年頃のシドニー大学の研究で、45歳以上のオーストラリア人60,000人を対象に、野菜を毎日食べる人と、ほとんど食べない人の心理的ストレスに関する調査が行われました。

そこで分かった事は、野菜を毎日食べている人は、ほとんど食べない人に比べ、ストレスのリスクが12%低いことが判明しました。

特に女性に限定すると野菜を毎日食べる人は、ほとんど食べない人に比べ、ストレスのリスクが18%低いことが判明しました。

12%と18%は、かなりの数値です。この研究結果を見れば、野菜は意識的に食べた方が良いのが分かるのではないでしょうか?

なぜ野菜が不足するとイライラするのか?

有名な話ではありますが、ビタミンは体内で作ることは、ほとんどできません。

なので外から摂取してくるしか無いわけで、それが過度なダイエットや偏食により少なくなってしまうと、当然体から精神まで影響が出てきます。

いくつかビタミン不足の精神への影響を見ていきます。

ビタミンB群

ビタミンB群、特にビタミンB6はGABAやドーパミン、セロトニンに作り替えられる過程で必要不可欠なビタミンです。

なのでビタミンB群が不足してしまうと、情緒が不安定になったり眠れなくなってしまう事もあります。

また、ビタミンB5(パントテン酸)は後述する「副腎皮質ホルモン」の材料になります。

ビタミンCとビタミンE

人間はストレスを感じると、副腎という臓器から「副腎皮質ホルモン」というストレスに抵抗するためのホルモンが分泌されます。

ストレスを受け副腎皮質ホルモンが分泌されると心拍があがったり血糖値を高めたり、脂肪を使ってエネルギーをつくったりして、ストレスに対する抵抗力を高めるのです。

ビタミンB5(パントテン酸)によって作られた「副腎皮質ホルモン」をビタミンCがその分泌を活発にします。そして、ビタミンEは「副腎皮質ホルモン」を作り出す副腎の働きを助けるのです。

なのでビタミンCとビタミンEが不足していると、ストレスに対する抵抗力が弱まってしまうのです。

カロテノイド

カロテノイドとは、動物や植物に存在する、赤色、橙赤色、黄色などの天然色素の総称です。

緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンや、トマトやスイカに多く含まれるリコピン。サケ、イクラ、エビなどに多く含まれているアスタキサンチンなど色々な種類があります。

実は25~74歳の男女982人を対象に行われた米国の研究では、カロテノイドの血中濃度が高い人は、楽観的な傾向があることは分かっています。

野菜や果物を定期的に食べるのはポジティブシンキングと関係があるんですね。

1日に食べるべき適切な野菜の量

成人であれば1日の野菜の摂取目標は350g以上がベストです。よく350gの野菜を摂るには、「野菜料理を1皿70gとし、70g×5皿で350g」と考えれば良いなどと言われています。

野菜不足はイライラの元です:まとめ

以上、野菜不足が与えるメンタル面への影響について、掘り下げて解説してみました。

ストレスが貯まりやすい人は人間関係に目がいきがちです。しかし、食生活が悪すぎて、それが原因で精神が不安定になっているパターンが良くあります。

食生活などは人間関係よりも、メンテナンスがしやすいので、是非イライラしやすい方は野菜不足の方を疑ってみてください。


1日の野菜の目標摂取量は350gがベストと言われています。しかし、これをそのままやろうとすると1日5食になってしまいます。

食事からビタミンをとろうと思うと結構大変です。そこで、野菜を食べることに加えてビタミンサプリメントなどを取ると、栄養が楽に取れるようになります。

スポーツ選手の中には野菜が嫌いすぎて、サプリやビタミン剤のみで身体を作っている人もいるくらいです。その事について、こちらの記事で詳しく解説しているので是非、読んでみてください。

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