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ブラックコーヒーは痩せるのか?その効果を解説します

ブラックコーヒーは痩せるのか?

ブラックコーヒーには脂肪燃焼効果があり、ダイエットに最適です。飲みすぎは身体に悪いですが、適切な量を運動前や食後に飲むと、上手く脂肪を燃焼してくれます。

なぜブラックコーヒーは痩せるのか?

ブラックコーヒーの効果
  • カフェインは食事による脂肪も、溜まった脂肪も燃焼してくれる
  • クロロゲン酸のおかげで、太りにくくなる
  • 基礎代謝がアップする
  • 老廃物を排出する

ブラックコーヒーには上記のような効果があります。以下で個別に説明します。

カフェインは食事による脂肪の吸収を抑え、溜まった脂肪も燃焼してくれる

カフェインを摂取するとリパーゼという消化酵素が活発になります。このリパーゼが体脂肪を遊離脂肪酸とグリセリンに分解します。

このリパーゼによって分解されたものが血液に流れていくことで、やっと脂肪が燃焼される仕組みです。

この脂肪燃焼の仕組みは非常に優秀で、そのとき食事によって入ってきた脂肪も、今まで蓄積されてきた脂肪も同時に燃焼します。

なのでコーヒーを定期的に飲むのは、ダイエットに極めて効果的と言えます。

クロロゲン酸のおかげで、太りにくくなる

コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が入っています。

このクロロゲン酸には糖質分解酵素の活性を阻害する効果があります。これが糖質の吸収を緩やかにし血糖値の上昇を抑える効果があるのです。

例えば食パンなどを食べると急激に血糖値が上昇します。その時にインスリンが大量に分泌されます。インスリンが大量に分泌されると、身体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

なのでパンやケーキ、ドーナツなどは非常に太りやすい食品なわけですが、その時にコーヒーを飲むと、血糖値の上昇を抑えることができるわけです。

基礎代謝がアップする

カフェインは白湯と同じように、飲むと血行を良くする効果があります。血行が良くなり血流が良くなると体温が上がります。

実は体温を上げるのは基礎代謝アップに非常に効果的です。「体温が1度上昇すると、基礎代謝が13〜15%も変動する」と言われているくらいです。

なのでコーヒーはなるべくホットで飲むべきです。

老廃物を排出する

コーヒーには老廃物を排出する効果があります。

コーヒーを飲んでいるとトイレが近くなる人も多いと思いますが、あれはコーヒーに利尿作用があるためです。

コーヒーを飲んで体の中の老廃物を、どんどん出していくのは健康にもダイエットにも非常に重要なことです。

ブラックコーヒーで上手く痩せるためのルール

ブラックコーヒーで上手く痩せるためのルール
  • ドリップコーヒーを飲む
  • ミルクや砂糖は使わない
  • ホットコーヒーで飲む
  • 浅煎りのコーヒー豆を使う
  • ブラックコーヒーは食後や運動前に飲む
  • 空腹時には飲まない
  • 1日3杯までしか飲まない(1杯240ml)
  • 寝る前には飲まない

これは上手く痩せるための、ブラックコーヒーの飲み方です。個別に説明します。

ドリップコーヒーを飲む

インスタントコーヒーや缶コーヒーでは、クロロゲン酸の量がどうしても少なくなってしまいます。

なので、なるべくコーヒーの粉にお湯を注ぎ、お湯の重みで成分を抜き出す「ドリップコーヒー」を利用してください。

ミルクや砂糖は使わない

コーヒーの種類別カロリー(200ml)
  • ブラックコーヒー:8kcal
  • ミルク入りブラックコーヒー:17kcal
  • 砂糖入りブラックコーヒー:31kcal
  • ミルクと砂糖入りブラックコーヒー:40kcal

上記は200mlあたりのコーヒーの種類別カロリーです。

ミルクや砂糖を使うとカロリーが非常に高くなることが分かると思います。特に砂糖は血糖値を急上昇させる作用があるので、ダイエット効果が半減します。

上手く痩せるためには、なるべくブラックコーヒーで飲むべきです。

ホットコーヒーで飲む

体温が上がれば基礎代謝が上がるので、アイスよりもホットコーヒーを選ぶのがセオリーです。

ただし、コーヒーを作る時は注意が必要です。実はクロロゲン酸は熱に弱く80度以上になると分解されクロロゲン酸の量が減ってしまいます。

なので脂肪燃焼効果の恩恵をフルに受けたければ、コーヒーを作る際は沸騰したお湯ではなく、少し冷ましたお湯で作るべきです。

浅煎りのコーヒー豆を使う

コーヒーの焙煎は加熱処理をします。そしてコーヒーに含まれるクロロゲン酸は熱に弱いです。

なので焙煎の時間が長ければ長いほど、クロロゲン酸の量が減ってしまします。コーヒーの焙煎は「深煎り」「中煎り」「浅煎り」とありますが「浅煎り」をなるべく選ぶべきです。

ブラックコーヒーは食後や運動前に飲む

カフェインとクロロゲン酸は、食事によって入ってくる脂肪の吸収を抑える効果があります。

だいたい食後30分以内がベストなタイミングで、食後のコーヒーはダイエットに非常に良い習慣なのです。

空腹時には飲まない

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は胃酸の分泌を活発にします。特に空腹時は胃に何も食べ物が入っていないのにも関わらず、胃酸が胃の粘膜を刺激してしまいます。

そうなると胃の弱い人はお腹が痛くなってしまいますし、吐き気などの症状がでる人がいます。なのでコーヒーを飲むのは、なるべく食後にしてください。

もしくは何か、ちょっとしたお菓子でも食べながらコーヒーを飲むのがベストです。ちなみにカフェインレスコーヒーでも胃酸の分泌は活発になるので十分注意してください。

1日3杯までしか飲まない(1杯240ml)

カフェインの摂取量は1日に300ml〜500mlが上限です。1杯240mlのコーヒーなら、だいたい3杯まで。

1日3杯が過剰摂取にあたらない丁度良いラインであり、1日3杯がコーヒーの良い作用をフルに受けれるベストなラインです。

ちなみにコーヒーを沢山飲む文化のヨーロッパの研究では「1日3杯程度のコーヒーを飲む人が、最も健康である」といったデータが沢山出ていたりします。

環境や行動など、様々な要因が絡むためコーヒーと健康に関する因果関係の断定は難しいのですが、良いデータも沢山出ているのは事実です。

寝る前には飲まない

カフェインには覚醒作用があります。カフェインの効果は3〜4時間続くので、夜寝る前にコーヒーを飲んでしまうと寝れなくなってしまいます。

なので「夜18時以降はコーヒーは飲まない」などルールを作るべきでしょう。

ブラックコーヒーは痩せるのか?その効果を解説します:まとめ

以上、ブラックコーヒーのダイエット効果について語ってみました。

デスクワーカーの方はコーヒーが好きな人は多いと思います。私も無類のコーヒー好きで、1日8杯など大量のコーヒーを飲んでいました。

ただ、飲みすぎてしまうとダイエットに逆効果だし、熱に弱いなどの飲み方の注意点も沢山あります。

ブラックコーヒーで上手く痩せるためのルール
  • ドリップコーヒーを飲む
  • ミルクや砂糖は使わない
  • ホットコーヒーで飲む
  • 浅煎りのコーヒー豆を使う
  • ブラックコーヒーは食後や運動前に飲む
  • 空腹時には飲まない
  • 1日3杯までしか飲まない(1杯240ml)
  • 寝る前には飲まない

今回紹介した「ブラックコーヒーで上手く痩せるためのルール」を是非、試してみてください。そうすればブラックコーヒーから恩恵を受け、上手く痩せることができるかもしれません。

食事
この記事を書いた人

ダイエット歴8年のWebデザイナーです。

私はこれまで100冊以上のダイエット本を読み、多くの失敗と成功を重ねてきました。

当ブログでは、私と同じ境遇のデスクワーカーに向けて、誰でも無理なく実践でき、かつ効果のあるダイエット情報をお届けします。

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