生玉ねぎの効果
- 血液サラサラ
- 抗酸化作用
- 疲労回復
- むくみ解消
- 免疫力アップ
生玉ねぎには、具体的にどんな効果があるのか?
生玉ねぎの具体的な効果について解説します。
血液サラサラ効果
玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分は、切ったり潰したりして細胞が壊れ、組織内に存在する酵素のアリイナーゼと触れることでアリシンという成分に変化します。
このアリシンに血行を促進する効果があり血液がサラサラになります。
抗酸化作用
玉ねぎに含まれているケルセチンには、強い抗酸化作用があります。血圧低下や脂肪吸収効果などもあります。
タマネギを切っていると、目にしみて涙が出てきたりしますが、あれはケルセチンのせいです。
疲労回復効果
アリシンはビタミンB1と結びつくことで、疲労回復効果を上手くサポートします。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するのに重要なビタミンで、過労や発熱などで大量に消費されます。
なので「玉ねぎと豚肉・玉ねぎと大豆」これらの相性は非常に良くて、ドイツなどのローストポークのサンドイッチは疲労回復には最高の組み合わせであったりします。
むくみ解消効果
玉ねぎにはカリウムが含まれています。カリウムは、むくみの原因となるナトリウムを排出してくれる働きがあります。玉ねぎ100gあたりにカリウムは150mg含まれています。
- さつまいも:100gあたり540mg
- カボチャ:100gあたり480mg
- キャベツ:100gあたり200mg
- 玉ねぎ:100gあたり150mg
他の野菜と比べると玉ねぎには、それほど多くのカリウムは含まれていません。
ただ、サラダや野菜炒めなどを作る時に、他のカリウムの多く含まれている野菜との相性も良いので、組み合わせる事で上手く「むくみ解消効果」を狙えます。
免疫力アップ効果
玉ねぎに含まれる硫化アリルには抗菌作用があります。
玉ねぎを食べれば菌の浸入を防ぐ効果がありますし、体温も上げる効果があります。人間は体温が1度上がると5倍~6倍も免疫力がアップすると言われています。
生玉ねぎを食べることのメリット・デメリット
玉ねぎの疲労回復効果を助けるアリシンは過熱処理で減少してしまいます。また茹で過ぎたり水にさらしすぎると硫化アリルが溶け出して栄養が流れてしまいます。
玉ねぎは注意して調理する必要があるのです。
なので玉ねぎから恩恵を受けようと思ったら、水でサラっと洗うくらいで「生玉ねぎ」で食べるのがベストな選択です。
生玉ねぎには、どんな効果があるのか?:まとめ
以上、生玉ねぎの効果について解説してみました。玉ねぎは本当に健康にもダイエットも非常にいい食材です。
ヨーロッパの人が、玉ねぎやレタスなどの野菜がてんこ盛りで、肉の挟まったサンドイッチを朝食で食べたりします。
あのような習慣は健康にもダイエットにも非常に良いので、真似てみても良いと私は思ってます。
別の記事でサバと玉ねぎを組み合わせた「サバ缶玉ねぎ」について書いています。是非こちらの記事も読んでみてください。